教育旅行にフェリーを使って 道外の学校関係者ら招きツアー

教育旅行にフェリーを使って 道外の学校関係者ら招きツアー
貨物船内を見学するモニターツアー参加者

 北海道運輸局室蘭運輸支局や苫小牧港開発などは2~4日、苫小牧港を発着するフェリーの利用を促進しようと、教育旅行のモニターツアーを実施した。今回は初めて道外をターゲットにし、首都圏の学校や旅行会社の5人が参加。苫小牧港の港湾・物流施設などを訪れ、新たな学びにつながる可能性を探った。

 フェリーを使う教育旅行を誘致しようと、2021年度から関係機関・団体で実施している。21、22年度は道内の関係者を招いたが、今回は初めて道外を対象にし、観光関係者との連携で新たな学びも提案。3日間で港湾・物流関連施設や船舶の見学、関係者の講話をはじめ、日本工学院北海道専門学校(登別市)での交流、北海道大学苫小牧研究林の研究などを盛り込んだ。

 4日は苫小牧港・西港区を訪れ、栗林商船のRORO船(フェリー型貨物船)「神加丸」(1万6726トン)船内で、荷物の積み込み作業などを見学。苫小牧西港フェリーターミナルでは、太平洋フェリー「きそ」(1万5795トン)の飯野善雄船長(53)が仕事の内容などを説明した。

 参加者は産業学習を体験し、西武台新座中学校(埼玉県新座市)の山下伸雄副校長(63)は「子どもたちがより深く学ぶには、現場を訪れて肌で感じることが大切。今後、教育旅行を検討したい」と前向き。ツアーを企画した同運輸支局の奥田秀治次長(59)は「興味を持ってもらうには、お金を払っても入れない場所を見学できるような仕掛けが必要。歴史や環境資源を使った学びにつながれば」と期待していた。

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