【ウェリントン時事】サッカーの女子ワールドカップ(W杯)第16日は5日、ウェリントンなどで決勝トーナメント1回戦の2試合が行われ、日本(なでしこジャパン)はノルウェーを3―1で下し、2大会ぶりのベスト8進出を決めた。
日本は前半に宮沢(マイナビ仙台)のクロスがオウンゴールを誘って先制。直後に今大会初失点を喫して追い付かれたが、主導権を握った後半早々に清水(ウェストハム)が勝ち越し点。終盤には速攻から、宮沢が今大会5得点目を挙げた。国際連盟(FIFA)ランキング11位の日本は同12位のノルウェーとの対戦成績を7勝3敗とした。
もう1試合はスペインがスイスに5―1で勝ち、初めて準々決勝に進んだ。
第17日は6日、メルボルンなどで決勝トーナメント1回戦の2試合が行われ、日本の11日の準々決勝の相手は、前回3位で東京五輪銀メダルのスウェーデンに決まった。スウェーデンは史上初の3連覇を狙った米国と延長戦を含めて120分間戦った末、0―0からのPK戦を5―4で制した。
もう1試合では、前回大会準優勝のオランダが南アフリカを2―0で下し、8強入りした。

















