第105回全国高校野球選手権大会第3日は8日、甲子園球場で1回戦4試合が行われ、花巻東(岩手)、大垣日大(岐阜)が2回戦に進んだ。クラーク記念国際(北北海道)、おかやま山陽(岡山)はともに春夏通じて甲子園初勝利を挙げた。
花巻東は佐々木麟が先制打を放ち、宇部鴻城(山口)を4―1で下した。大垣日大は昨年4強の近江(滋賀)を7―2で破った。クラーク記念国際は前橋商(群馬)に7―1で快勝。おかやま山陽は日大山形(山形)に9―2で逆転勝ちした。
◇1回戦
クラーク記念国際(北北海道)
001000150-7
001000000-1
前橋商(群馬)
(ク)新岡―麻原
(前)坂部、清水、川端、須田―米山、宮西
クラークが突き放す
クラーク記念国際は1―1の七回に敵失で勝ち越し。八回は敵失や鈴木の2点二塁打など打者10人の攻撃で一挙5点を奪い、突き放した。新岡は打たせて取る投球で1失点完投。前橋商は毎回の10安打もあと一本が出ず。終盤の拙守も響いた。

















