苫小牧署管内(東胆振1市4町)で2023年上半期(1~6月)に発生した人身交通事故は前年同期比29件減の172件で、死者は1人減の0人、負傷者は36人減の202人だった。下半期も減少傾向が続くが帰省や行楽などで交通量が増える季節を迎え、同署は取り締まりを強化するなどし事故抑止に力を入れる。
上期の事故を自治体別に見ると、苫小牧市が149件(前年同期比38件減)、白老町は14件(同6件増)、安平町は4件(同増減なし)、厚真町は3件(同1件減)、むかわ町は2件(同増減なし)だった。発生場所は市町村道65件(同25件減)、国道59件(同1件増)、道道29件(同7件減)など。
事故形態は車対車が121件(同39件減)、自転車対車が17件(同3件減)にとどまったのに対し人対車は29件(同15件増)と急増した。
道内では6月18日に渡島管内八雲町の国道でトラックとバスが衝突し17人が死傷したり、7月23日に十勝管内大樹町の道道で軽自動車と乗用車が正面衝突し4人が亡くなったりと郊外で重大事故が相次いでいる。
同署の伊藤昌彦交通1課長は「信号機が少なく、スピードを出しがちな直線道路で重大事故が起こりやすい」と指摘。同署は白老町など管内4町での取り締まりも強化する方針だ。
管内では例年8~10月に死亡事故が多発傾向にあり、伊藤課長は「啓発、パトロールを強化し、事故を1件でも減らしたい」としている。
















