苫小牧港管理組合議会は10日、第2回臨時会を市役所で開き、現場トップの専任副管理者に、過去2度にわたって同職を務めた佐々木秀郎氏(65)を選任した。同職としては初の再々登板で、佐々木氏は「大きな課題に正面から取り組みたい」と抱負を述べた。
体調不良を理由に7月31日付で辞職した平沢充成氏(61)の後任人事。任期は2027年7月までの4年間。10日の臨時会で正式決定し、港湾管理者の岩倉博文市長が辞令を手渡した。
佐々木氏は臨時会後、取材に応じ、「港湾地域はLNG(液化天然ガス)や風力発電など新エネルギーの誘致で後れを取っている」と指摘。さらに運転手不足が懸念される物流業界の「2024年問題」を挙げて「この二つを大きな課題として、優先的に取り組みたい」と力を込めた。
佐々木氏は川崎市出身、東京工業大卒。1980年、運輸省(現国土交通省)に入省し、室蘭開発建設部次長、関東地方整備局京浜港湾事務所長などを歴任。2008~12年、16~21年の計9年3カ月間、同組合専任副管を務めた。前職は苫小牧埠頭顧問。
臨時会ではこの他、22年度一般会計予算の港湾建設費など3億3013万円、港湾整備事業特別会計予算の港湾建設費など4億665万円を23年度予算に繰り越す報告2件を承認した。
















