苫小牧市の市民活動団体、苫小牧港の軍港化阻止実行委員会(横山傑実行委員長)は16日、陸上自衛隊第7師団(千歳市)が実施する長距離機動訓練の中止などを求める要請書を苫小牧市に提出した。
要請の主な内容は▽住民に不安や迷惑を与えないよう自衛隊に申し入れる▽適切な地点の騒音調査と情報の提供▽非核平和都市条例を制定している市として、苫小牧港の軍事利用を認めないことや自走訓練への懸念を市長が表明する―ことなどを求めた。
横山委員長ら6人が市役所を訪れ、野見山慎一市民生活部長に要請書を手渡した。横山委員長は「訓練の在り方一つとっても、意味があるのか意見があるべき」と力を込め、野見山部長は「騒音も含めて市民の安全、安心を守るため、陸自と協議し、今の形になっている」と理解を求めた。
訓練は即応陸上防衛力を構築する目的で、10式戦車など装軌車両13両を、21日午後9~11時に東千歳駐屯地から苫小牧港・西港まで公道約30キロを自走させる内容。騒音や振動を軽減するため、走行ベルトにゴムパッドを装着し、市も現地で騒音測定を行う。
















