「水カップ」500回の節目 糸井の森・パークゴルフ

「水カップ」500回の節目
糸井の森・パークゴルフ
500回の記念大会に集まった愛好者たち

 苫小牧市糸井465の糸井の森パークゴルフで毎週水曜日に行われている、誰でも気軽に参加できる交流大会「水カップ」がこのほど、開催500回の大きな節目を迎えた。約13年かけての大台への到達。白岩千年オーナーは「愛好者同士の輪が広がり、競技初心者にとってルールを楽しく覚えられる場にもなっている。今後も息長く続けたい」と思いを語った。

 パークゴルフを通じた”社交場”として2010年秋に始まった。日本パークゴルフ協会の競技規則にのっとり36ホールをラウンド。メンバーの組み合わせやハンディキャップ設定など本番さながらの仕様だが、ラウンド中は公式戦と一線を画す和気あいあいとした光景が広がるのが特徴だ。

 500回大会には市内をはじめ札幌市や千歳市、当日偶然クラブを訪ねた群馬県の愛好者など男女70人が参加した。優勝は男子の小島哲夫さんがネット80、女子の寺山恵美子さんが同88で節目を飾った。3年ほど前から参加している黒川隆敏さん(74)は「家族的な雰囲気で、楽しく健康的にパークができる」と魅力を語る。

 クラブの名物ボランティア齊藤純悦さん(84)が、参加の呼び掛けなどイベント運営に尽力する。愛称「じゅんちゃん」の人柄に引かれ、水カップに参加する人は年々増えている。競技仲間から節目を祝う言葉を掛けられ「たくさん来てくれてうれしかった。きょうは帰ってビールで乾杯します」と笑みをこぼした。

 「水カップで腕を磨き、大会で活躍している人もいる。輪をもっと広げたい」と白岩オーナー。水カップは同クラブの屋内、屋外両会場を使い、通年で毎週水曜日午後0時半から開催している。

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