苫小牧港管理組合は18日、苫小牧港開港60周年記念で制作したシンボリックモニュメント「ポート・オブ・トマコマイ」の除幕・点灯セレモニーを苫小牧港・西港北埠頭(ふとう)キラキラ公園で行った。港のにぎわい創出や観光資源化にもつながる初の事業で、苫小牧のローマ字表記「TOMAKOMAI」をかたどった。関係者や一般市民ら約300人が港湾地域の新名所誕生を祝った。
一目で苫小牧と分かるよう文字形にし、色は白と青を1文字ずつ交互に使用。さらに文字をそれぞれ前後させて設置し、めりはりを演出した。港に出入りする船から見ると、文字の配列が逆になるため、青の文字部分「AOAO」のみ目立つ演出だ。空と海の「青々」を連想してもらう狙いで、苫小牧が港と新千歳空港の「ダブルポート」のまちであることを表現した。
サイズは横11メートル、高さ2・2メートル、幅1・6メートル。船や港の大きさを体感してもらおうと、港で扱いが多い40フィートコンテナとほぼ同じ大きさ。木製で、触ったり台座に座ったりできるが、安全に配慮して文字に乗ることは禁止している。夜間は台座から文字を照らし、当面は午後6時半~同10時に点灯。時刻は季節に合わせて変更予定で、さまざまな普及啓発月間のテーマカラーに合わせたライトアップも検討している。
訪れた人に港やモニュメントなどを背景に撮影を楽しんでもらうことで、SNS上の情報発信や拡散にもつなげる狙いで、写真の「映え」スポットを意識した取り組みも力を入れる。19日には札幌のカップル1組が結婚記念の撮影を予定しており、同組合もモニュメント活用モデルの一つと位置付け「記念日にも選ばれる撮影場になっていけば」と展望する。
セレモニーは72年前の1951年に苫小牧港起工式が行われた18日に実施した。苫小牧港管理組合管理者の岩倉博文苫小牧市長は主催者あいさつで「60年の歩みを多くの方に感じて触れてもらいたい」と期待を寄せ、関係者44人で華やかに除幕した。
みなとオアシス苫小牧運営協議会会長を務める、苫小牧港開発の関根久修社長も「港は重要な役割を果たす一方、親しみやすさは見劣りすると言われてきた」と振り返り「港のにぎわいや市民の親しみやすさにつながれば」と話していた。
タグボートによる記念放水や特別ゲスト・プロ野球北海道日本ハムファイターズのファイターズガールのダンスパフォーマンスも繰り広げた。
















