苫小牧市教育委員会は、市内の小学4年生から中学2年生までを対象に、4月に実施した市統一学力検査(国語、算数・数学)の結果と考察を公表した。中1の数学は唯一、全国平均を上回ったが、ほかは全て全国平均を下回った。
同検査は民間企業が作成したテストで、学習内容の定着状況の把握や学力向上につなげるため、2011年から実施している。
市教委によると、小学生は、小5国語の正答率が69・6%で全国の正答率70%との差が0・4ポイントとわずかだったが、そのほかは4ポイントから7ポイントほど全国平均を下回った。最も差が開いたのは小6算数で7・1ポイントだった。
中学生は、中1数学で全国平均を1・3ポイント上回った。中1国語は全国平均を下回ったが0・2ポイントと差はわずかだった。中2は1・8ポイントから2・2ポイント全国平均を下回った。
市教委の考察、分析では小学生の国語は、指定された段落数や文字数に合わせて自分の考えを書く問題の正答率が低く、算数も記述式や考え方を問う問題に課題が見られた。中学生の国語は作文の正答率が全国平均を下回り、数学では既習事項を忘れている傾向があった。
市教委は「この結果を意識した授業改善に努めたい」とし、市ホームページ上で課題克服のための学習例を公開している。
















