難関の情報処理国家資格に合格 苫小牧総経高の小笠原さんと安念さん

難関の情報処理国家資格に合格 苫小牧総経高の小笠原さんと安念さん
基本情報技術者試験に合格した小笠原さん(左)と安念さん

 苫小牧総合経済高校情報処理科3年の小笠原咲良さん(18)と情報処理科3年の安念温菜(はるな)さん(18)が、ITエンジニアの登竜門とされる情報処理の国家資格「基本情報技術者試験」に合格した。同校から合格者が出るのは22年ぶり。コンピューター部に所属する2人は、こつこつと勉強を重ねた成果に「うれしい」と口をそろえる。

 2人は1年次から資格取得に向けた勉強に励み、ビジネス文書実務検定1級や情報処理検定プログラミング部門1級などに合格してきた。2年次の11月、経済産業省が認定する情報処理技術者資格「ITパスポート」を取得。その後、上位レベルの基本情報技術者試験に向けた勉強に着手した。

 高校生には難関資格とされるが「やるからには合格しよう」と励まし合いながら、繰り返し問題集を解いたという2人。小笠原さんは「IT独特の用語を覚えるのが大変だった」と苦労を語り、安念さんは「プログラミングが難しかった。試験前日も不安だった」と明かす。

 試験は5月に札幌であり、2人とも「できた実感はなかった」と言うが小笠原さんは600点以上で合格のところ、830点の高得点で「達成感が大きい」と喜ぶ。

 655点の安念さんは、本番で解答を見直して間違いに気付いた問題もあったとし「きちんと見直してよかった」と笑顔。「合格できてめちゃくちゃうれしい」と話す。

 11月には共に日商簿記2級に挑戦予定。2人は「将来は資格取得を生かせる事務職に就きたい」としている。

 基本情報技術者試験はITを生かしたサービスや製品、システムを提供する人材に必要な基本的な知識、技能が問われる。択一式で基礎理論や経営戦略などを問う「科目A」と、擬似言語による出題、情報セキュリティーの2分野から成る「科目B」がある。2人は今回、事前の認定講座受講者(修了試験合格者)対象の試験免除制度を利用し、科目Bのみ受験した。

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