貿易赤字過去最大4993億円 苫小牧港上半期

貿易赤字過去最大4993億円 苫小牧港上半期

 函館税関苫小牧税関支署がまとめた苫小牧港の貿易概況によると、上半期(1~6月)の輸出入総額は前年同期比11・1%増の6960億7100万円だった。統計が残る1976年以降、上半期としては過去最高。円安や物価高の影響により、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は4993億7200万円の赤字で過去最大。いずれも従来の過去最高、最大だった22年上半期を更新した。

 輸出は5・5%増の983億4900万円で、上半期としては3期連続で前年実積を上回った。魚介類・同調製品が4・5%増の252億6500万円で、中国向けの冷凍ホタテなどが好調。輸送用機器は28・4%増の280億8200万円で、米国や中国向けの自動車部品ギアボックスが伸びた。

 輸入は12%増の5977億2100万円で、3期連続プラスの過去最高額。原油・粗油は原油高の影響で、6・8%増の2549億2700万円。石炭も価格高騰により13・8%増の749億1900万円。また、ウッドチップは31・4%の76億2800万円で、米国からの輸入が増えた。

 6月の輸出入総額は前年同月比79・6%増の1257億2100万円で、3カ月ぶりに前年実績を上回った。内訳は、輸出が13・1%増の179億8700万円で3カ月連続のプラス、輸入が99・1%増の1077億3400万円で3カ月ぶりのプラス。同支署は下半期に向けて「現状の傾向が続けば通期でも過去最大になる可能性がある」としている。

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