斉藤鉄夫国土交通相は22日午後、JR札幌駅周辺の「北5西1、西2地区市街地再開発事業」予定地をJRタワー38階の展望室から視察した。
秋元克広札幌市長、綿貫泰之JR北海道社長、小林知宏鉄道・運輸機構北海道新幹線線統括役らが、着工から12年目を迎えた北海道新幹線・新函館北斗―札幌間(全長約212キロ)建設工事の進捗(しんちょく)状況や「北5西1、西2地区市街地再開発事業」の概要を説明した。
同再開発事業は、JR北海道グループが運営する商業施設・エスタ解体後の跡地と札幌市の保有地を一体化した総面積約3・1ヘクタール超の大規模開発。「世界へつながる”さっぽろ”の新たな顔づくり」をコンセプトとしている。
新幹線札幌駅直結の再開発ビル(バスタ併設)にホテルや高機能オフィス、商業施設が入居して開業する計画。現在のJRタワーを上回る高さ245メートル、地上43階地下4階は全道一を誇る高層ビルになること、創成川を挟んで駅東側のまちづくりにも貢献できることなどが説明された。
綿貫社長は、創生川通り(国道5号)をまたいで建設する北海道新幹線札幌駅舎について「ガラス張りにして、北海道や札幌にゆかりのれんがや道産木材を使用する。北海道らしさを出したい。都市の脱炭素化、強靱(きょうじん)化にも寄与できる」と強調。斉藤氏は新幹線と在来線、バス等のアクセスについて質問した。担当者は「道内最大の交通結節点としてバリアフリーも充実する。新幹線改札からの移動はスムーズ」と説明した。
JR札幌駅前の商業施設・エスタは8月末で営業を終了。1階の札幌駅バスターミナルも9月末に終了し、閉鎖する。10月に解体工事に着手し、来年度は再開発事業が本格始動する。
















