田中、5000で日本新 やり投げ北口、決勝に進出 世界陸上

田中、5000で日本新 やり投げ北口、決勝に進出 世界陸上
女子5000メートル予選、力走する田中希実(右端)=23日、ブダペスト(時事)

 【ブダペスト時事】陸上の世界選手権第5日は23日、ブダペストで行われ、女子5000メートル予選で田中希実(ニューバランス)が14分37秒98の日本新記録を樹立した。広中璃梨佳(日本郵政グループ)が2021年東京五輪で出した14分52秒84の従来記録を大幅に塗り替え、来年のパリ五輪の参加標準記録(14分52秒00)も突破した。田中は2組6着で26日の決勝に進んだ。

 予選1組で広中は15分11秒16の12着、山本有真(積水化学)は20着で敗退。女子三段跳び予選で森本麻里子(内田建設AC)と高島真織子(九電工)は落選した。

 男子400メートル障害決勝は、世界記録保持者のカルステン・ワーホルム(ノルウェー)が46秒89で2大会ぶり3度目の優勝を遂げた。

 女子やり投げ予選で前回銅メダルの北口榛花(JAL、旭川市出身)は2投目で通過ラインを越える63メートル27をマークし、全体3番目の記録で25日の決勝に進んだ。斉藤真理菜(スズキ)、上田百寧(ゼンリン)は敗退。

 男子200メートル予選で、飯塚翔太(ミズノ)は20秒27(無風)の1組4着、鵜沢飛羽(筑波大)は20秒34(向かい風0・2メートル)の5組1着で24日の準決勝に進出。上山紘輝(住友電工)は落選。

 男子走り幅跳び予選で橋岡優輝(富士通)が7メートル94にとどまり、城山正太郎(ゼンリン)、吉田弘道(神崎郡陸協)と日本勢は3人そろって敗退した。同棒高跳びの柄沢智哉(日体大)、女子200メートルの鶴田玲美(南九州ファミリーマート)も予選落ち。

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