
107年ぶりの優勝を果たし、喜ぶ慶応ナイン=23日、甲子園
第105回全国高校野球選手権大会最終日は23日、甲子園球場で決勝が行われ、慶応(神奈川)が仙台育英(宮城)を8―2で破り、1916年の第2回大会以来、107年ぶり2度目の優勝を遂げた。神奈川県勢の制覇は、2015年の東海大相模以来。
慶応は丸田の先頭打者本塁打などで、二回までに3点を先取。1点差に迫られた後の五回に一挙5点を加えて突き放し、その裏から登板した小宅が反撃を断った。
昨夏に東北勢として春夏通じて初の甲子園優勝を果たした仙台育英は、史上7校目の夏連覇はならなかった。