トヨタ北で実地研修 道経済産業局と道機械工業会 電動化対応支援の第1弾

トヨタ北で実地研修 道経済産業局と道機械工業会 電動化対応支援の第1弾
トヨタ北の第4工場を見学する研修参加者

 北海道経済産業局と北海道機械工業会は23日、自動車の電動化対応を支援する実地研修の第1弾を、苫小牧市勇払の自動車部品製造トヨタ自動車北海道で行った。道内の自動車関連企業などから約30人が参加し、同社が製造するハイブリッドトランスアクスルなどを見学し、自動車電動化への知見を深めた。

 経済産業省の「カーボンニュートラル(温室効果ガスの排出ゼロ)に向けた自動車部品サプライヤー事業転換支援事業」の一環。国が2035年までに新車販売の電動車100%を目指す中、中小企業などの事業再構築を支援する取り組み。22年度から全国の地域支援拠点を対象に委託しており、今年度は同工業会を含む14事業者が受託した。

 トヨタ北は道内最大規模のものづくり企業で、ガソリン車部品から、ハイブリッドトランスアクスルやダイレクトシフトCVT(無段変速機)など電動化部品に順次移行しており、支援イベントの第1弾に連携した。参加者は同社が検討する第5世代ハイブリッドトランスアクスルの部品を手に取って観察したり、ダイレクトシフトCVTの製造ラインを見たりし、自動車電動化への理解を深めた。

 研修に帯同した同社の横山偉司調達Gグループ長は「われわれ自身も変革をしている最中」と説明し「来場いただいた企業の事業転換の一助になれば」と力を込めた。道経済産業局の菅原知彦地域経済部長は「自動車電動化は急速に進んでいる。道内メーカーの新たな挑戦を積極的に支援していきたい」と話していた。

 道機械工業会などは今年度、電動車部品製造に向けた技術相談、専門家派遣などを行う北海道次世代自動車センターを開設。セミナーも随時開いており、10月には苫小牧市テクノセンター(柏原)でも予定している。

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