沼ノ端RSC・佐々木、全国大会へ抱負

沼ノ端RSC・佐々木、全国大会へ抱負
全国大会前に市長を表敬訪問した佐々木(中央)、島崎代表(右)と岩倉市長

 苫小牧市の沼ノ端陸上競技スポーツ少年団(沼ノ端RSC)の佐々木陽斗(ウトナイ小6年)が21日、苫小牧市役所を訪れ、日清食品カップ第39回全国小学生陸上競技交流大会(9月、神奈川県)出場前に岩倉博文市長を表敬訪問した。

 沼ノ端RSCの島崎鶴松代表も出席。「考えながら練習する選手。伸びしろがたくさんある」と島崎代表が評価する佐々木は、7月にヤクルト緑ケ丘陸上競技場で行われた全道大会の小学6年男子100メートルで優勝し、全国の切符を手にした。

 予選は向かい風の中、12秒68の好タイムで1位通過。「苦手なスタートがうまく切れた」と自己ベストの12秒64に近いタイムで走り抜いた。決勝は12秒89のタイムだったが見事優勝を果たし全国へ。「全国を決められてホッとした。12秒5台を目指して頑張りたい」と闘志を燃やした。

 成長期の佐々木は現在身長170センチ。1歩が大きいストライド走法で後半にスピードを乗せるのが特徴。「プロのスタートを見て練習してきた。良いスタートを決めて最初の10歩、前傾姿勢でどれだけスピードに乗ることができるかが鍵。本番でベストの走りをしたい」と意気込みを語った。

 岩倉市長は「陸上100メートルは花形。自己ベストを狙って頑張ってほしい」と激励した。

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