【ヒューストン時事】米大リーグは24日、各地で行われ、レッドソックスの吉田はアストロズ戦に5番指名打者で出場し、6打数2安打、1打点だった。レッドソックスは17―1で大勝した。
カブスの鈴木はパイレーツ戦に5番指名打者で出て5打数1安打。二回に二塁打を放ち、7試合連続安打とした。カブスは延長十回5―4で勝った。
右肘靱帯(じんたい)損傷が明らかになった大谷の所属するエンゼルスは試合がなかった。
レッドソックスの吉田が2安打を放った。三回、1死満塁で右前にはじき返して三塁走者を迎え入れた。九回には、この回から登板した捕手のマルドナドのスローボールを引き付け、右中間のフェンスにワンバウンドで当たる二塁打。18日のヤンキース戦以来となる複数安打をマークした。野手相手の打席では「深く考え過ぎないようにしている。雑にならないようにとは思っている」という吉田。「しっかり捉えられた」と胸を張った。
チームは24安打で17点の大勝。昨季のワールドシリーズ王者、アストロズとの4連戦を2連敗後2連勝とタイで終え、ワイルドカード進出圏までのゲーム差を3・5に縮めた。吉田は「落とせる試合は一つもない。勝ちに貢献できるように頑張りたい」と力強く話した。
WBCで一緒に戦ったエンゼルスの大谷が、今季の登板が不可能になったことには「投げられなくなったのは残念」と、表情を硬くした。














