北海道学生野球連盟1部秋季リーグが26日、とましんスタジアム=苫小牧市=で開幕する。春季リーグは5位と苦しんだ北洋大は、第1節で旭川市立大と連戦する。
リーグには北洋大、旭川市立大のほか、春季リーグ覇者の東京農業大北海道オホーツク、函館大、道教育大旭川、室蘭工業大の6校が出場。9月23、24日(とましんスタジアムなど)の第5節まで2回戦総当たりのリーグ戦を行う。
春季リーグの北洋大は元気がなく、3勝7敗の5位に終わった。東京農業大北海道オホーツクが8勝1敗1分けで函館大と並んだが、優勝決定戦を制して優勝。3位は旭川市立大(6勝4敗)、4位は道教育大旭川、(4勝6敗)、6位は室蘭工業大(10敗)だった。
北洋大の日程は別表の通り。
- 実戦練習でチーム力底上げ
上位を狙う北洋大は秋季リーグに向けて、自主的な実戦練習を繰り返してきた。投手を中心にした守りの野球に立ち返り、ナインは春季リーグからの巻き返しに燃える。
大滝敏之監督は「春は実力がなかったということ。全体的な底上げが必要だった」。8月はオープン戦こそ十分に組めなかったが、少ない実戦の中で「競ったゲームができるようになってきた」と目を細める。「上三つ(東農大、函大、旭川市立大)に絡めるように、チャレンジャー精神を前面に出して戦うだけ」と力を込める。シートバッティングでは打線も上り調子で、春の反省を生かしながら相手のミスを突く野球を狙う。
玉置真都主将(3年)=松本国際出=は「春は5位で悔しい思いをした。秋は優勝争いに加わりたい。1、2年生が試合経験を積んできているし、チームに元気と勢いも出てきた」と闘志を見せている。
-対戦日程(北洋大関係分)
【第1節】=とましんスタジアム
▽ 26日 旭川市立大―北洋大(午前8時半)
▽ 27日 北洋大―旭川市立大(午後1時半)
【第2節】=網走呼人球場
▽9月 2日 東農大―北洋大(午前10時)
▽ 3日 北洋大―東農大(同)
【第3節】=うみ街信金ボールパーク(江差町)
▽ 9日 函館大―北洋大(午前10時)
▽ 10日 北洋大―函館大(同)
【第4節】=あいべつ球場
▽ 16日 道教育大旭川―北洋大(午後1時
▽ 17日 北洋大―道教育大旭川(午前10時)
【第5節】=苫小牧市清水野球場
▽ 23日 北洋大―室工大(午前10時)
▽ 24日 室工大―北洋大(同)














