日本、フィリピン、インドネシアが共催するバスケットボール男子のワールドカップ（Ｗ杯）第３日は２７日、各地で１次リーグ第２戦が行われ、Ｅ組の日本はフィンランドを９８―８８で破って初勝利を挙げ、１勝１敗となった。フィンランドは２敗。

　国際連盟（ＦＩＢＡ）ランキング３６位の日本は同２４位のフィンランドに３６―４６とリードされて折り返した。１０点を追った最終クオーターに河村（横浜ＢＣ）らが得点を重ねて逆転し、さらに突き放した。ホーキンソン（渋谷）がともに両チーム最多の２８得点、１９リバウンドを挙げた。

　Ｅ組のもう１試合はドイツがオーストラリアを８５―８２で破り、２連勝で２次リーグ進出を決めた。豪州は１勝１敗。日本は２９日の最終戦で豪州と当たる。

　他のアジア勢はＡ組のフィリピンがアンゴラに、Ｈ組のレバノンはカナダに敗れ、ともに２敗。

　２６日の第２日は、各地で１次リーグが行われ、アジア勢はＧ組のイランがジャカルタでブラジルに５９―１００で大敗した。マニラでは、Ｂ組の中国がセルビアに６３―１０５で、Ｃ組のヨルダンはギリシャに７１―９２でそれぞれ敗れた。