苫小牧市植苗の道の駅ウトナイ湖が27日、入場者数の累計が1000万人に到達した。道央圏の大動脈である国道36号に面し、開業から12年11カ月ほどで大台達成。この日は記念セレモニーを行い、岩倉博文市長、同駅指定管理者の植苗・美沢プロジェクトの丹羽秀則社長(75)が「予想よりも早い節目。いい弾みになる」と喜んだ。
同駅は2009年10月1日にオープン。国道36号沿いでラムサール条約登録湿地のウトナイ湖が間近に広がる立地で、産地直送の農産物や多彩な土産品を扱う売店、海鮮や地元産品を使った飲食店が入る。新千歳空港の24時間運用に対する振興策で、市が事業費約4億4000万円で整備し、地域の同プロジェクトが指定管理を担っている。
入場者数の目標は年間65万人で、開業翌年度の10年度がピークで約87万人。近年は70万人台を維持していたが、新型コロナウイルス禍で20、21年度は50万人台まで激減。しかし、22年度は60万人台に回復し、開業後初の大規模改修も実施。今年3月には一新した屋内空間、新設された別棟の飲食テナント施設もお目見えした。今年度は27日現在、約42万人が訪れている。
1000万人目の入場者は札幌市の会社員岡田孟さん(41)と妻の病院職員希美さん(40)、長女の怜さん(11)、次女の悠さん(9)。家族で楽しむ道の駅めぐりをしていて立ち寄った。岩倉市長から1000万人目の認定証、同駅から記念品を受け取り、市公式キャラクターとまチョップと記念撮影。希美さんは「札幌から片道1時間ほどで来やすい道の駅。もう何回も来ていたので、本当にびっくりした」と突然の祝福に驚いた様子。同駅で見られるシマエナガの特大縫いぐるみのプレゼントに子どもたちも大喜びだった。
同駅は9月2、3両日、土産品などを1割引きする感謝セールも計画している。丹羽社長は「コロナで落ち込んだ来館者も回復の兆しがあり、1000万人も想定より2、3カ月早い達成だった。さらに愛される道の駅を目指したい」と意気込んでいる。
















