在日米軍再編に伴う米軍戦闘機の訓練移転を9月下旬~10月上旬に航空自衛隊千歳基地(千歳市)で行うことを北海道防衛局が29日に示し、苫小牧市は庁内会議の在日米軍再編問題対策会議を開いた。訓練の日程や規模、参加部隊などの詳細は日米で調整中で、市は戦闘機の整備や点検の強化、速やかな情報提供などを求めた。
米軍と航空自衛隊による千歳基地での訓練は2021年9月以来、2年ぶり12回目。道防衛局で同日開かれた「米軍再編に係る千歳基地への訓練移転に関する連絡協議会」で訓練方針が示された。
基地所在地の苫小牧、千歳両市と道は▽土・日曜、早朝、深夜の訓練を実施しないこと▽米軍人の外出時の対応など本道滞在中における規律の維持▽訓練終了後の検証を必ず行うこと―など8項目を要望した。
苫小牧市は個別に▽沖縄県の方が負担軽減を実感できるよう努めること▽千歳基地で航空機から部品落下が繰り返し発生していることから、機体の整備、点検強化を図ること―の2項目を求めた。
訓練計画の概要は、訓練開始1週間前に示される予定で、市はホームページやSNSなどで周知する。訓練期間中は騒音測定も22カ所で予定している。
岩倉博文市長は庁内会議後に臨時記者会見を開き「道防衛局に対して協定内容の順守や訓練の安全管理など強く要請した。市民の皆さんの安全、安心の確保に万全の体制を整えている」と強調した。
















