相撲少年団を体当たりリポート 競技人口拡大へ市が番組製作

相撲少年団を体当たりリポート
競技人口拡大へ市が番組製作
まわしを身に着け団員にリポートする寺谷さん(中央)

 苫小牧市のスポーツ都市推進課が市内のスポーツ少年団の活動内容などを紹介する番組の配信を始めた。スポーツ都市宣言を掲げるまちとして、さまざまな競技の団員募集や地域のスポーツ振興を図り、若年層の競技人口拡大を目指していく。

 番組の撮影や編集といった製作は苫小牧ケーブルテレビが担い、取材時の案内役は市職員、取材先との日程調整などを市スポーツ協会が行う。番組名は「come!come!スポーツキッズ」で、チームに所属する子供たち、指導者、保護者の声や練習の様子などの活動内容をユーチューブの市公式チャンネルで紹介するほか、苫小牧ケーブルテレビでも放送する。

 8月29日は番組第2回の撮影。市内汐見町のかもめ公園で活動する苫小牧相撲少年団を訪問した。体や額がぶつかり合う音が響き渡る稽古場内で、市スポーツ都市推進課の寺谷愛朱花さんが厳しい練習に耐え、励む団員の様子をリポート。実際にまわしを身に着けて土俵に上がり、団員の小学生との取り組みにも挑戦した。

 現場の熱気を体当たりで取材した寺谷さんは「関係者以外は見ることがない日ごろの練習風景から、子供たちの真剣さや楽しんでいる表情などを取り上げることで、それぞれの少年団の魅力を伝えていきたい」と意気込んでいる。

 番組は9月下旬ころに配信、放送予定で、少年野球チーム「北光ファイターズ」を取材した初回の番組もユーチューブの市公式チャンネルで見ることができる。

 取材などの問い合わせは同課 電話0144(34)9601。

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