防災の日 一斉シェイクアウト訓練、苫小牧では6000人参加

防災の日 一斉シェイクアウト訓練、苫小牧では6000人参加
身を寄せ合いテーブルの下に隠れる園児たち=1日午前10時ごろ、ピノキオ苫小牧幼稚園

 地震発生時に身を守る行動を取る訓練「北海道シェイクアウト」(道主催)が1日、全道一斉に行われた。道危機対策課によると、苫小牧市内では44団体、計6070人(前年比9団体、538人増)が参加し、防災意識を高めた。9月1日は「防災の日」。

 シェイクアウトは自らの身を守るための初動の確認を目的とした訓練で、2008年に米国で始まった。参加者には1分間、▽姿勢は低く▽頭を守る▽動かない―の3点が求められる。

 道は12年から続けており、今回はマグニチュード9・0以上の地震を想定して行われた。

 苫小牧市は午前10時、市役所本庁舎で訓練開始を伝える庁内放送を流し、来庁者にも参加を呼び掛けた。多くの職員が机の下に潜ったり、両手で頭を守る体勢を取ったりし、安全行動の手順を確認していた。

 市危機管理室は「胆振東部地震から5年を迎え、当時の記憶が薄れていく懸念がある中、いま一度、安全行動を確認する機会にしてもらえたら」と述べた。

 日新町のピノキオ苫小牧幼稚園(坂本ひろみ園長)も午前10時から、地震発生のアナウンスを園内で放送。普段通り工作などに励んでいる最中、地震に見舞われる想定で、年少児から年長児まで約90人が頭を守ってかがむなど身を守る行動を取った。

 年長児の渡邊実織ちゃん(5)は「怖かったけどちゃんと机の下に隠れられた」、五十嵐煌太ちゃん(5)は「本物の地震が起きても、同じように動きたい」と話した。

 坂本園長は「緊張感を持って取り組めた。本物の地震がきても、訓練を忘れず行動してほしい」と語った。

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