高まる水素需要理解促進へ 苫小牧市内企業向け勉強会開く

高まる水素需要理解促進へ 苫小牧市内企業向け勉強会開く
多くの市内企業から関心を集めた水素勉強会

 苫小牧CCUS・ゼロカーボン推進協議会(会長・岩倉博文市長)の再生可能エネルギー・水素・運輸・データセンター・半導体専門部会は8月31日、水素勉強会を市内のホテルで開いた。市内企業から約100人が参加し、苫小牧地域で展開される水素製造やサプライチェーン(供給網)構築事業について理解を深めた。

 脱炭素の取り組みで不可欠な水素への関心が高まっていることを受け、今回初めて苫小牧商工会議所製造業部会の所属企業にも参加範囲を広げた。

 5月から市弁天で水電解装置による水素製造を行う北海道電力、同社など5社共同で大規模グリーン水素供給網の構築調査に着手するエネオス(東京)、環境省の委託を受け水素製造・供給の実証事業に取り組むスパークス・グループ(同)の各担当者が進展状況などを紹介した。

 このうちスパークス・グループは、沼ノ端クリーンセンター隣接の市有地に水電解装置や太陽光パネルを設置し、同センターのバイオマス発電余剰電力も活用して水素を製造する計画で、苫小牧地域について「水素需要のポテンシャルが非常に高い」と説明。地元企業と連携しながら再生可能エネルギーの地産地消を構想しており「水素製造、出荷施設は2024年中の稼働開始を目指す」とした。

 また、資源エネルギー庁水素・アンモニア課職員が水素に関わる政策の方向性を紹介した。

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