世界ボクシング評議会(WBC)、世界ボクシング機構(WBO)スーパーバンタム級統一王者の井上尚弥(大橋)が1日、東京都内で取材に応じ、1階級上のフェザー級への転向に関し「あと2、3年、33歳までに行けるのかな」と言及した。世界4階級制覇を遂げた7月のスティーブン・フルトン(米国)戦を振り返り、「体格差に不安を感じず試合をできた。自分の限界はここじゃないと感じた」と語った。
スーパーバンタム級で世界ボクシング協会(WBA)、国際ボクシング連盟(IBF)のベルトを持つマーロン・タパレス(フィリピン)との4団体統一戦については「交渉が始まっている」とし、既に映像で研究中。「柔軟性のある動きをする。ごりごりのファイターかと思ったら全然違う」と警戒した。同級での今後の対戦候補としてはルイス・ネリ(メキシコ)、ジョンリール・カシメロ(フィリピン)らの名を挙げ、「しっかりクリアしたら自信を持ってフェザーに行ける」と展望を口にした。

















