中体連結果を報告 相撲、卓球競技で3選手市長表敬

中体連結果を報告
相撲、卓球競技で3選手市長表敬
さらなる活躍を誓う(左から)村田、大場と近田(右)

 相撲、卓球競技で全国中学校体育大会に出場した苫小牧市の中学生が8月31日、岩倉博文市長を表敬訪問した。相撲の大場太陽(沼ノ端2年)、村田陸人(同1年)、卓球の近田彩梨(緑陵2年)の3人が、全道、全国大会の結果などを報告した。

 大場は身長155センチ、体重は65キロで大会出場者の中では小柄だが、得意技の上手投げを武器に全道個人戦で3位の成績を挙げた。全国は予選で敗退し「強い選手がたくさんいたので、来年に向けてしっかりと稽古をして体を大きくしていきたい」と闘志を燃やした。

 中学に入学してから相撲を始めた村田は、大場とともに出場した全道団体戦の優勝に貢献。先輩、大場の背中を見て「厳しい稽古に耐えて頑張っている」と信頼を置き、短期間で成長した。全国は予選敗退に終わったが、高いレベルを肌で感じ「もっと筋力トレーニングを積んで、技も覚えていきたい」と、悔しさをバネに来年の飛躍を誓った。

 卓球の近田は昨年11月に体調を崩し、今年3月まで練習ができない日々が続いた。万全ではないものの、大会に向けて練習を重ね、全道で2位の結果を残した。全国は1回戦で涙をのんだが「強豪相手に粘り強く試合することなどを学ぶことができた。良い経験になったし、来年もまずは全道優勝、全国1回戦突破を目指していきたい」と力を込めた。

 岩倉市長は「新たな目標に向け、これからも頑張ってほしい」とさらなる活躍に期待した。

 このほか、相撲で三上愛斗(緑陵2年)が全道個人戦2位、全国予選敗退。卓球の渡邊優樹(和光3年)は全道ベスト8、全国1回戦敗退だった。

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