音楽やアート、食をテーマにした複合型イベント「TOMAKOMAI MIRAI FEST(トマコマイミライフェスト)2023」(苫小牧観光協会主催)が3日、2日間の日程を終えて閉幕した。苫小牧港・西港北埠頭(ふとう)キラキラ公園で音楽ライブやダンスパフォーマンスなどを繰り広げ、市内外から多くの人でにぎわった。
3日は有料エリアで新しい学校のリーダーズや石崎ひゅーい、flumpool(フランプール)ら有名アーティストが登場し、一流の歌唱や演奏で入場者を沸かせた。十勝管内士幌町の酪農業堀田麻美さん(38)は「C&K(シーアンドケー)を見に来た。会場でカレーラーメンを食べることができた」と笑顔を見せ、留萌市の保育士柳谷諒子さん(40)は「ライブは最高。港で大きい船が見えるロケーションも良かった」と喜んだ。
無料エリアではキッチンカーや企業のPRブースが並び、訪れた人が芝生やベンチで思い思いにくつろぐ光景が広がった。ステージではダンスコンテストが行われ、チーム部門は苫小牧市や札幌市、富良野市などから出場した24チームが息の合った動きで盛り上げた。
同フェストの入場者数は集計中で、苫小牧観光協会の市町峰行会長は「苫小牧は音楽フェスのポテンシャルがある。市民の方にも喜んでもらった。来年はもっと進化させたい」と話していた。
SUGIZO氏と市長ら7人対談 地域共創GXプログラム
トマコマイミライフェストでは「地域共創GX(グリーントランスフォーメーション)プログラム」と銘打ち、水素燃料電池車から電力を供給し、音楽ライブの開催や調理を行った。
水素など再生可能エネルギーの利活用について、地域住民と共に理解を深める取り組み。企画した日本総合研究所(東京)によると、水素の地産地消を実感できる全国初の催し。
3日は同プログラムプロデューサーのミュージシャンSUGIZO(スギゾー)氏、苫小牧市の岩倉博文市長や苫小牧観光協会の市町峰行会長ら7人が水素の利活用などをテーマに対談した。
市町会長は「電力の供給でライブや調理ができることを知り、イベントの大きなテーマとなった」と述べ、岩倉市長は「水素は生活の中で身近になってきている。ゼロカーボンミッションは官民一体で共通の目標に向かうことが重要」と訴えた。
















