北海道防衛局は4日、航空自衛隊千歳基地で行われる日米共同訓練の概要を公表した。訓練期間は26日~10月4日の9日間で、米軍は第35戦闘航空団(青森県三沢基地)と第18航空団(沖縄県嘉手納基地)のF16戦闘機12機、早期警戒管制機E3G1機、人員約220人が参加する中規模の「タイプ2」。苫小牧市は土・日曜や早朝深夜の訓練を実施しないよう改めて求めた。
在日米軍再編に伴う米軍戦闘機の訓練移転。千歳基地では2008年から実施し、今回は21年9月以来2年ぶり計12回目。道防衛局で4日に開かれた「米軍再編に係る千歳基地への訓練移転に関する連絡協議会」で概要が示された。
訓練は、戦闘機による模擬戦闘などで、積丹半島西方、三沢東方の訓練空域で展開し、空自は千歳基地の第2航空団が参加する。訓練の前後で人員や物資を運ぶため、輸送機の飛来も予定している。
連絡協議会では、基地所在地の苫小牧、千歳両市と道が▽米軍人の本道滞在中における規律の維持▽訓練終了後の検証―など8項目について改めて共同で要望した。
苫小牧市は、米軍三沢基地所属のF16戦闘機が21年11月に青森県沖で燃料タンクを投棄した事案を踏まえ、原因や今後の対策などについての情報提供など3項目を個別要請した。
岩倉博文市長は同日の記者会見で「詳細通知の内容について、庁内で情報共有を行っている。市民の安全、安心の確保に万全を期したい」と強調した。
市は、ホームページやフェイスブックなどで訓練に関する情報を周知する。騒音の臨時測定局も国と市が市内に3局ずつ設け、常時測定局16局と計22局体制で騒音測定を行う。
















