厚真町長ら犠牲者しのぶ 震災伝える慰霊碑で黙とう

厚真町長ら犠牲者しのぶ 震災伝える慰霊碑で黙とう
慰霊碑の前で黙とうをささげる宮坂町長(前列右から2人目)ら

 胆振東部地震から5年目の6日正午、最大震度7を観測した厚真町で、宮坂尚市朗町長をはじめ、町職員らが黙とうし、犠牲者をしのんだ。

 町京町の「つたえり公園」には、亡くなった町民37人(災害関連死を含む)を追悼し、震災の記憶を伝える慰霊碑がある。宮坂町長をはじめ、町議会の渡部孝樹議長や町役場管理職、町民ら25人は、この碑の前に参列。サイレンに合わせて約30秒間黙とうをささげた。その後、白菊を犠牲者に手向け、冥福を祈った。

 宮坂町長は「震災後のまちの歩みを亡くなられた方々に伝えた。5年はゴールではなく、今後も復旧・復興への道のりを町民と一丸となって歩み続けたい」と話した。

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