苫小牧市内の小学校は、6年生の修学旅行シーズンを迎えた。行き先はいずれも函館で、全23校中11校が9月に実施予定。新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に移行して制限も緩和され、児童たちは期待に胸を膨らませながら準備を進めている。
澄川小学校(前田直樹校長)は27、28の両日、84人で出発予定。6日は総合的な学習の時間で自主研修先を決めた。
7人ずつの班で、食べたい物や見学したい場所について話し合い、児童たちは「昼は(ハンバーガーチェーンの)『ラッキーピエロ』で食べたい」「教会にも行ってみたい」と口々に。道順や交通手段、料金なども熱心に調べていた。
コロナ下で密を避けるため昨年は1クラスにつき2台のバスが用意されたが、今年は各クラス1台ずつに。平野栞那さん(11)は「五稜郭の見学とメロンパンアイスを食べるのが楽しみ。たくさん思い出をつくりたい」と目を輝かせた。
同校では、事前に苫小牧の魅力をまとめたパンフレットを作り、ホテルや研修先など旅行中に出会った人たちに配る課題も設定。児童らに地元の人たちとの触れ合いも促す。
東小学校(柴田知巳校長)は20、21日に実施予定。7日は生活係、保健係など六つの係に分かれてしおり作りをしたほか、路面電車の乗り方や公衆電話の使い方の学習などを確認。健康面談も行った。
全道的に感染者数が多かった昨年の修学旅行時は、感染拡大防止へ食事中も声を出しづらい雰囲気があり会話は控えめだったいうが、今回はコロナ前のようににぎやかに過ごせそう。長崎煌心君(11)は「歴史に興味があるので、資料館などを見て勉強したい」と意気込みを語った。
市内小学校では6~8月に6校が修学旅行を実施済み。10~11月にも5校が予定している。
















