苫小牧市の空手道場、優至会塚本道場(塚本鉄兵代表)に所属する木山耀太(ウトナイ小6年)が7月に東京都で開かれたカラテドリームフェスティバル2023全国大会の小学6年男子重量級で奮闘し、3位の成績を収めた。木山は「負けた悔しさをバネに今後も稽古に励んでいきたい」と話した。
各地から猛者が集う全国大会。小学6年男子重量級は27人のトーナメント戦。
初戦は突きで技ありを重ねて一本勝ち。続く2回戦も持ち味を生かした戦いで危なげなく勝利を収めた。
3回戦では「苦しい戦いだった」と、全国舞台での優勝経験豊富な相手と拳を交えて延長の末に判定勝ち。「近距離型で苦戦したけど、回り込みで自分の打ち合える間合いに持っていった」。
準決勝の相手は「距離感が難しく、自分の間合いがつくれなかった。戦い方を変えて最後は攻めたが、既に遅かった」と実力を十分に発揮できずに判定負けとなった。
162センチ69キロと恵まれた体格の木山。今年は全国舞台での優勝実績も残すなど成長著しく「上位選手の力は均衡している。自分よりも優勝経験が多い選手や試合経験が豊富な選手もいる中で、常にトップになれるようにこれまで以上に稽古に力を注ぎたい」とさらなる飛躍を誓った。

















