さい銭泥棒、職員が張り込みで逮捕 樽前山神社 苫小牧

さい銭泥棒、職員が張り込みで逮捕 樽前山神社 苫小牧
被害に遭ったさい銭箱

 苫小牧市高丘の樽前山神社で今月、さい銭泥棒の被害が相次いだ。同神社はさい銭箱に施錠をしておらず、「張り込み」していた50代の神社職員が11日、物色する男を取り押さえた。永井承邦宮司は「神社はお参りをするところで泥棒をする場所ではない」と話している。

 同神社によると、被害に遭ったのは本殿西側の樽前天満宮のさい銭箱。1週間ほど前から、さい銭箱に触れる不審な人物を参拝者らが目撃していた。このため権禰宜(ごんねぎ)の提案で目印を付けた1000円札をさい銭箱に入れ、職員が清掃などをしながら警戒を始めた。直後の11日午前10時50分ごろ、男が現れ、取り押さえたところ、目印の付いたお札を持っていたため苫小牧署に通報した。

 同署によると、窃盗容疑で現行犯逮捕されたのは市内の無職の男(64)で、さい銭箱から現金1655円を盗んだ疑い。「金がなく、生活の足しにしようと思った」と話しているという。

 永井宮司は「さい銭箱は氏子の方から奉納していただいた大切な物。鍵を付けると壊されるリスクがあり、参拝客にも失礼」と無施錠の理由を説明する。しかし、泥棒は数年前から増加しており、他にも盗みを働いている者はいるという。「さい銭を盗むことは神様に対して無礼に当たる。罰当たりなことはやめてほしい」と訴えている。

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