千歳市の工業団地「千歳美々ワールド」で次世代半導体工場の2027年本格稼働を目指すラピダス(東京)、工事を担う鹿島建設(同)と市内事業者との名刺交換会が14日、同市内で開かれ、147人が参加した。鹿島建設は工事がピークを迎える24年6~8月に車両の通行台数が約900台となるとの見通しを示し、JR南千歳駅周辺にシャトルバス発着場を設置して運行していることを明らかにした。
ラピダスの清水敦男専務執行役員は「次世代半導体はデータを大量処理する高性能化と消費電力を減らす低電力化で、社会のあらゆる場面で必要とされる」と説明。製造工場IIM(イーム)―1の稼働に向け、警備、植栽管理・清掃業務、弁当・パン販売、ソフトウエア開発、防塵服クリーニング、施設機器整備、食堂運営―などの業務への参入を呼び掛けた。
鹿島建設のイーム1建設計画工事事務所の阿部直樹副所長は、市内泉沢の臨空工業団地に1棟330室の仮設住宅を段階的に3棟建設するとし、「最大収容は1000人。1棟目は11月末に完成する」と述べた。
同会は、地元経済への波及効果を期待する千歳商工会議所が会員事業所と両社をつなぐため市の協力も得て開催。説明終了後に名刺交換が行われた。
参加者の一人は「業務規模を見る限り、地元事業者が単体で受注するのは難しい。共同体が必要で、引き続き動向を注視したい」と述べた。不動産会社役員は「従業員住宅が不足すると分かったので、マンションかマンスリーかを早急に検討したい」と話した。
















