プロ野球セ・リーグで14日、阪神が18年ぶり6度目の優勝を果たした。1リーグ時代を含めると10度目の制覇。優勝マジック「1」で迎えた巨人戦に4―3で勝ち、128試合目で決めた。前回2005年の優勝に導いた岡田監督が15年ぶりに球団に復帰し、高い総合力でペナントレースを制した。
投手は村上や大竹が先発ローテーションに定着し、伊藤将らも力を発揮。岩貞、岩崎を中心とした救援陣も安定感があった。近本、中野、大山、佐藤輝らを中心とした打線は、四球を多く選んで粘り強く得点を重ねた。
5月に球団記録に並ぶ月間19勝。8月には長く本拠地の甲子園球場を離れた中で18勝を挙げ、同16日にはマジック「29」を点灯させた。一度は消滅したものの、9月1日から11連勝して2位以下を寄せ付けなかった。














