陸上自衛隊と米陸軍による日米共同の実動訓練、「オリエント・シールド」の訓練開始式が14日、千歳市の東千歳駐屯地で行われた。23日まで陸自は北部方面隊など約2300人、米軍は約1200人が参加し、道内の上富良野や矢臼別の演習場などで訓練を展開し、共同対処能力の向上を図る。
共同実動訓練はほぼ毎年実施しており、今回は艦隊が日本に侵攻する想定の対艦戦闘訓練が中心。陸自と米軍が日本上陸を阻止するため、東千歳で指揮所訓練を、矢臼別で陸自多連装ロケットシステム(MLRS)、米軍の高機動ロケット砲システム(HIMARS=ハイマース)の実弾射撃などを繰り広げる。
訓練開始式は陸自約80人、米軍約50人が参加。北部方面総監の末吉洋明陸将は訓示で、ロシアや中国、北朝鮮の動向に触れて「戦後最も厳しく、複雑な安全保障環境。訓練は共同対処能力の向上だけでなく、日米同盟を一層強固にする上でも重要だ」と強調。在日米陸軍司令官のデイブ・ウォーマック少将も「素晴らしい機会を活用し、今後の演習でも使える教訓を収集してほしい」と訴えた。
















