いつもお世話になっている白老町役場の職員さんには、個性的な方々がたくさんいます。中でも面白いのは、久末雅通さん。昨年の2月、白老への移住を本格的に検討していた頃でした。冬の白老を体験してみなければと思い立ち、東京から白老へ向かいました。その時、友人に紹介してもらった方です。
役場職員は平日だけの表の顔。休日はワカサギ釣りの名人としてポロト湖の有名人なのです。
早速、一緒に釣りに行きました。私にとっては初めての北海道の冬。初めて凍った湖を見て、ワカサギ釣りをしました。気分はうきうきで、氷上に穴を開け、みんなで釣り糸を垂らしました。久末さんは何と両脇に穴、二刀流の釣りの準備をしていました。
私を含め友人たちのさおがほとんど上がらない中、ひょいひょいと釣り上げていきます。目を見張る私たちに、「呼吸が大事だよ!」と教えてくれました。
釣果は、私が40匹、久末さんが200匹ほど。これでも少ない方で、半日で400匹釣れることもあるのだとか。すさまじい…。
そんな久末さん、ワカサギのいない夏の週末は、道内のカレー店を巡るスタンプラリーに出掛けています。日帰りで富良野市や上川管内美瑛町まで行き、1日2食カレーを食べるのです。毎週末、そんなふうにして趣味を極め、とがった面白さを持つ人が、普通に暮らしている。それが、白老というまちの魅力の一つだと思っています。
(またたび文庫店主・白老)
















