苫小牧市内の理容店で働く男女7人が、19日に札幌市で開催される「第75回全国理容競技大会」(全国理容生活衛生同業組合連合会主催)に北海道代表として出場する。苫小牧勢は6月の全道大会で好成績を収め、開催地枠で通常より多い北海道代表11人のうち約6割を占めた。
1948年から続く業界最高峰の競技大会で、道内開催は2006年以来17年ぶり。今年は全6部門に、国内各地区の代表と海外選手総勢211人が出場する。道理容生活衛生同業組合苫小牧支部によると、市内から全国への同時出場はこれまで4人が最多だった。
苫小牧から出場するのは▽YUZEN(拓勇東町)の渡利勇太さん(35)と松橋彪太さん(23)▽髪’s(澄川町)の阿部円香さん(31)▽妹でカットハウスサン(新中野町)の風香さん(22)▽Regela(清水町)の菅原聖人さん(43)▽カットハウスロイヤル(豊川町)の細川むつみさん(37)▽JENUSE(緑町)の田中穣さん(42)―の7人。
出場部門は、男性の髪を刈り上げるフェードスタイルの第1部門に渡利さんと松橋さん。全道大会1位で9回目の全国となる渡利さんは「出場は今回で最後。感謝を込め、夢をかなえにいきたい」と、同支部では経験のない全国優勝を目指す。松橋さん(全道大会3位)は初の全国で「今やれることを全力でぶつける」と張り切る。
ヘアカラーを効果的に活用し、創造的な女性のカットスタイルを表現する第2部門には阿部風香さん(同2位)と円香さん(同3位)。初出場の風香さんは「本番を楽しみたい」と声を弾ませ、前回10位と8位入賞に惜しくも届かなかった円香さんは「毎日の練習成果を出し切る」と力を込めた。
業界が提案する若年層向けのヘアスタイルで競う第3部門には菅原さん(同2位)と細川さん(同3位)が挑む。出場5回目の菅原さん、3回目の細川さんは共に「継続は力なり」の言葉を信じ、大一番に臨む。ヘアカラーを施し、流行を追求したサロンスタイルを見せるヘアピース部門の田中さん(優秀賞)は「優勝して自分の存在価値をはっきりさせ、お客さまに喜んでもらいたい」と意気込む。
同支部の青野秀博支部長は「全国大会に出場するだけでも素晴らしい実力で、これだけの人材を輩出する苫小牧は道内でもトップレベル。全力を尽くして頑張ってほしい」とエールを送っている。
















