苫小牧市内で箏(こと)や三絃(三味線)、尺八に励む人たちでつくる苫小牧三曲会(阿部瀞山会長)が16日、三曲合同演奏会を市文化会館で開いた。約130人が来場し、邦楽の伝統的な調べを堪能した。
市内で活動する各団体から計28人が出演。幕開けに、江戸時代の代表的な筝曲「六段の調」を三絃や尺八を加えた総勢20人で演奏した。さらに、滝廉太郎「荒城の月」を主題とする「荒城の月変奏曲」や源氏物語の世界観を表した「夕顔」などを次々と披露。最後に「黒田節による幻想曲」を華やかに奏で、客席から大きな拍手を受けた。
北光町の女性(80)は「久しぶりに聞きに来られた。流派によって音色が違うが、それぞれの魅力が出た演奏でとてもよかった」と喜んだ。阿部会長は「演奏の機会を得られるのは本当にありがたい。来年も続けられたら」と話した。
















