苫小牧市出身の女子プロレスラー山縣優が19日、岩倉博文市長を訪問し、10月14日に矢代スポーツセンターで行う凱旋(がいせん)興行をPR、「戦いを通じて、みんなが頑張れるような何かを感じてもらえたら」と語った。
苫小牧興行は昨年に続いて2回目。山縣は「最近は苫小牧市民の温かさを感じている。興行は自分の生きがい。生きにくい世の中になったが、横のつながりで明るい未来をつくっていけるような興行にしたい」と話した。岩倉市長は「けがのないように頑張って、いい試合を見せてほしい」と激励した。
山縣は2000年にプロデビュー。第4代Regina di WAVE王座や第9、13、15代WAVE認定タッグ王座を獲得。21年にはJUST TAP OUTで3代目QUEENに輝くなど、各種大会で活躍している。昨年の興行は276人が来場した。
昨年に続く興行に向けて、「昨年は『苫小牧もこんなに盛り上がってくれるのか』と思ったし、照れもあった。2回目のプレッシャーはあるが、いじめや誹謗中傷に負けないような強い気持ちを、戦いを通じて感じてほしい」と力を込めた。
14日の「山縣優凱旋興行 未来は変えられる さあ行こう」は午後2時スタート。26人が出場予定で6試合が組まれている。チケットは発売中。残り少なくなった最前列のSRS席が7500円、指定席が5000円。当日券はそれぞれ1000円増。
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