出光美術館の名品搬入 美術博物館で特別展準備 苫小牧

出光美術館の名品搬入 美術博物館で特別展準備 苫小牧
展示作業を進めるスタッフら=20日午前10時ごろ

 苫小牧市美術博物館は23日から11月19日まで、特別展「出光美術館近代美術名品選―四季が彩る美の世界」を開催する。出光美術館(東京)の所蔵作品から、明治~昭和の近代美術作品61点を選出し、前期と後期に分けて作品を一部入れ替え、展示する。美術品専門スタッフらが慎重に展示作業を進めている。

 出光興産北海道製油所操業50周年、市美術博物館開館10周年を記念した特別展。出光美術館の作品展示は2013年の市美術博物館開館以来、10年ぶり。約2カ月間にわたり、草花や鳥、移りゆく季節のイメージをたどり、日本画や油彩画、工芸品を並べる。

 前期は23日から10月22日までで、約40点を展示。幕末から大正期に活躍した文人画家富岡鉄斎の「放牛桃林図・太平有象図」(明治時代)は6曲1双で、大きさは縦1メートル68センチ×横3メートル39センチ。このほか、陶芸家として初めて文化勲章を受章した板谷波山の花瓶や水差し、洋画家小杉放菴の「初夏山雨」(大正時代)など貴重な作品が目を引く。

 20日は同館と出光美術館の学芸員が見守る中、運送会社の専門スタッフが作品を一つずつ注意深く配置したり、パネルを取り付けたりして準備に励んだ。

 同展を担当する立石絵梨子学芸員は「日本画をはじめ、道内ではなかなか見られない作品ばかり」と来館を呼び掛ける。

 観覧無料。午前9時半~午後5時(入館は午後4時半まで)。月曜休館。問い合わせは同館 電話0144(35)2550。

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