苫小牧工業高100周年で記念碑 藤沢レオさん制作中

苫小牧工業高100周年で記念碑 藤沢レオさん制作中
金づちでステンレスを曲げ、イメージする形に近づける藤沢さん

 苫小牧工業高校の創立100周年に合わせ、記念事業協賛会(田中稔会長)が同校正門前に記念碑を設置する。苫小牧市樽前を拠点に活動する金属工芸家で彫刻家の藤沢レオさん(48)が構想、設計から一手に担い、自身の工房で制作中。10月14日に同校で予定される記念式典でお披露目される。

 記念碑は、同校の100年の歩みを後世に伝えたい―と協賛会が、市内在住で芸術家として活躍する藤沢さんに打診した。記念碑の名称は「希望の丘」。生徒たちが希望や勇気を持てる前向きなイメージと校舎が立地する高丘の「丘」から取った。

 藤沢さんは、協賛会が伝えてきたイメージを基に数種類のデザインを考案。その中から全校生徒へのアンケートで一つを選んだ。ブラッシュアップを経て、最終デザインとして具現化。8月下旬から制作を本格化させている。

 記念碑の形状については式典まで非公開だが、大きさは御影石の土台を含めると幅2メートル×奥行き2メートル×高さ3・8メートルほどで、重さは400キロ以上になるという。板状のステンレスを重ね合わせて溶接、研磨しながら目指す形状に仕上げていく。

 藤沢さんは「選ばれたデザインを自分の作品として仕上げるまでが大変」と苦労を明かしつつ、「あとは作るだけ」と意気込む。

 今月中に完成させ、同校正門前の自転車置き場周辺に設置する計画。土台には、同校の校訓である「質実剛健」の文字も刻まれる予定で、田中会長は「完成が楽しみ」と語る。

 同協賛会は、100周年に合わせ記念誌の作成や同校敷地内の室内練習場のリフォーム工事、部活動への補助事業にも取り組んでいる。

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