【セントピーターズバーグ(米フロリダ州)時事】米大リーグのエンゼルスは19日、大谷翔平選手がロサンゼルスの病院で右肘の手術を受けたと発表した。詳細は明かされていないが、複数の米メディアは右肘内側側副靱帯(じんたい)再建手術(通称トミー・ジョン手術)ではないと伝えている。
8月23日に靱帯の損傷が判明してから、セカンドオピニオンを求めるなど治療法について検討してきた。大谷は2018年にトミー・ジョン手術を受けている。前回と損傷箇所は違うというが、右肘の手術は今回が2度目で、回復に時間がかかる可能性はある。
どちらの手術も担当したニール・エルアトラシュ医師は球団を通じ、「完治を期待している。打者としては、制限なく来季開幕を迎えられるだろう。投打両方でのプレーは25年になる」と説明した。大リーグでも肘の手術を2度経験した投手はいる。レンジャーズの先発イオバルディは代表的で、今季は19日現在で11勝(4敗)を挙げている。
大谷は自身のインスタグラムで「早朝に手術を受け、無事成功しました。一日でも早くグラウンドに戻れるように頑張ります」とコメント。投打の二刀流でプレーする姿は25年まで見られないが、打者としては来年もグラウンドに立つ見込み。














