食料安全保障の現状学ぶ 苫中央高でSDGs講演会

食料安全保障の現状学ぶ 苫中央高でSDGs講演会
上本さん(左)の話に耳を傾ける生徒たち

 苫小牧中央高校(山口祐正校長、176人)はこのほど、SDGs(持続可能な開発目標)を学ぶ講演会を体育館で開いた。国連食糧農業機関(FAO)駐日連絡事務所リエゾンオフィサーの上本真紀子さんが、世界の食料安全保障の現状について全校生徒に語った。

 上本さんは、FAOがSDGs目標2番の「飢餓をゼロに」と関わりが深いことを紹介した上で、食料安全保障の定義や世界の飢餓問題に言及した。2022年の世界の栄養不足人口は、コロナ禍前の19年より1億2200万人増え、約7億3500万人に上ったことを説明。要因として、新型コロナウイルス、気候変動、紛争などを挙げた。

 FAOの活動内容も事例を交えて説き、国際機関で働くには語学力が欠かせないことを伝えた。

 3年の天坂拓磨さん(18)は「世界で飢餓に苦しむ人が7億人以上もいることに驚いた。フードロスを出さないよう、食品の無駄遣いや買い過ぎをしないようにしたい」と話した。

 同校は2019年11月に「北海道SDGs推進ネットワーク」の登録校となった。生徒がSDGsについて学ぶ機会を積極的に提供したいと、昨年度から講演会を開いている。

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