自動運転バス実証事業始まる 「便利」利用者から好評

自動運転バス実証事業始まる 「便利」利用者から好評
自動運転バスから降車する乗客ら

 苫小牧市の自動運転バス実証事業が20日、JR苫小牧駅―海の駅ぷらっとみなと市場間でスタートした。将来の実装化を見据えて効果を検証する初の取り組み。初日は2往復の運行で13人が乗車し、「便利だ」「乗り心地が良い」などと好評。10月15日まで無料で乗車できる。

 初日の第1便は午後2時、JR苫小牧駅南口付近の停留所を出発し、時速約20キロで走って約35分でぷらっとみなと市場に到着した。乗車した有珠の沢町の野口彰さん(92)は「自動運転バスは不思議な感覚だった。便利で時代の進化を感じた」と驚く。市内澄川町の次男に会いに来苫した東京都の元内玉枝さん(78)は「ゆっくり走行して楽しかった。市場近くでホッキカレーを食べた」と喜んだ。

 同事業は「とまこまい版Maas構想」の策定に向けた取り組みの一つ。市地域公共交通計画で位置付けた「新たなモビリティサービスの導入に関する調査研究」の一環。停留所にQRコードを記載し、利用者にアンケート回答してもらうことで、利用者の特性などデータ収集する方針だ。

 バスは21日以降、午前10時~午後4時、各日5往復する。電気自動車(EV)で、オペレーター1人が乗車し、乗客の定員は10人。往路、復路に停留所を各7カ所設置している。時刻表は市ホームページで公開しており、始発は苫小牧駅発が午前10時、ぷらっとみなと市場発が同10時38分。

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