第3回定例道議会は22日、本会議を再開して一般質問に入った。倉本博史教育長は老朽化する道立近代美術館(札幌市中央区)のリニューアルについて「目指す姿や施設整備の基本的な考え方を整理した、リニューアル基本構想の中間報告を今年7月に取りまとめた」と説明。今後、隣接する知事公館エリアと一体で「文化、芸術、歴史の発信拠点として活用」するため、「エリア全体の目指す姿や必要な機能を丁寧に検討を進め、来年度にも総合的な活用構想を策定できるよう取り組む」との姿勢を示した。田中勝一氏(民主・道民連合)の質問に答えた。
田中氏は「北海道で活動している芸術家の作品を展示する『ギャラリー』の常設を検討すべきだ」と迫った。倉本教育長は「道民意見聴取で『ギャラリーがあると良い』との意見も頂いた一方、札幌市内には市民ギャラリーのほか民間ギャラリーも所在していることから、こうした施設への影響も十分考慮する必要がある」と指摘。こうした課題も踏まえ「知事公館エリアと一体での利活用の検討を進める」と答弁した。
鈴木仁志氏(民主・道民連合)は国立公園の指定を目指す日高山脈襟裳国定公園を取り上げ、「世界水準の観光地になり得る日高山脈の貴重な自然をどのような形で保全し、観光資源としてどう活用していく考えなのか」とただした。
鈴木直道知事は「2024年中の国立公園の指定に向け、手続きが進められている」と説明。国立公園化により「管理主体が道から国に変わり、レンジャーの配置、国による施設整備も期待され、一層の自然環境の保全が図られる」と強調。今後、道としては「地域が主体となった持続可能な観光地づくりに向けた取り組みを積極的にサポートする」としたほか、国が設置を予定している協議会を通じ「国、道、市町村や関係団体などが連携し、利活用を促進。地域の活性化と魅力向上が図られるよう取り組んでいく」と述べた。
この日は、千葉真裕(自民党・道民会議)、和田敬太(同)、黒田栄継(同)、水口典一(北海道結志会)の4氏も質問した。
















