米軍と航空自衛隊による日米共同訓練が26日、航空自衛隊千歳基地を拠点に始まった。在日米軍再編に伴う米軍戦闘機の訓練移転で、10月4日まで積丹半島西方、三沢東方の訓練空域で展開。25日に日米双方の関係者がブリーフィング(説明)を同基地で行い、米軍と北海道防衛局は「日米共同の訓練で抑止力の向上、在日米軍基地の負担軽減を図る」と意義を強調した。
説明で、米軍第35戦闘航空団(青森県三沢基地)のダニエル・シンプソン大尉は「訓練は日本の安全保障を確保し、地域の平和と安全を維持する上で必要不可欠」と強調し、「米軍の受け入れについて、地元地域の理解に感謝している」と述べた。
その上で訓練について「強制や抑圧、支配を強いる地域の不安定化を図るような行為に直面した場合、抑止力を発揮できるよう、即応体制の維持が必須」とし「日米同盟を支える上で信頼できる抑止力の獲得につながる」と訴えた。
訓練概要は苫小牧市や千歳市など自治体関係者約20人に非公開で説明。市民の安全安心の確保、戦闘機の整備などで質疑があったといい、道防衛局の尾﨑嘉昭企画部長は「万が一、事件や事故が発生した場合、速やかに情報提供をしたい」と理解を求めた。
今回の訓練は中規模の「タイプ2」。米軍側から第35戦闘航空団のF16戦闘機12機と第18航空団(沖縄県嘉手納基地)の早期警戒管制機E3G1機で人員計約220人、空自からは第2航空団(千歳)のF15戦闘機8機が参加する。
















