日高山脈について学ぶ 市博物館友の会が講演会

日高山脈について学ぶ 市博物館友の会が講演会
講演する日高山脈博物館の東さん

 苫小牧市博物館友の会(宮本知治会長)は24日、市美術博物館で「日高山脈の生い立ち」と題した講演会を開いた。講師は、日高山脈博物館(日高町)の学芸員東豊土さん(44)。会員や市民など15人が聴講して日高山脈の形成の歴史や地質を学び、地域に理解を深めた。

 日高山脈を学ぶことで、同山脈から土砂の一部が流れ込んでいる苫小牧の海岸に関心を持つ機会になればと企画された。

 東さんはスライドを使いながら、「日高山脈の全長はおよそ150キロ、最高峰は幌尻岳(平取、新冠町)の2052メートル」と説明。形成について「プレート(地球の表面を覆う複数の岩盤)とプレートが、ものすごい勢いで衝突したことによってできた」と解説し、地質からは地球の変動の歴史が分かることを語った。

 講演後は苫小牧市汐見町のふるさと海岸で採れたさまざな石について、参加者の前で色や硬さを確認し、もともと道内のどの地域にあったものかを鑑定した。

 同会の佐田正行副会長(71)は「日高山脈は北海道の背骨。土砂は苫小牧にも来ており(講演や鑑定を通じ)、地元の海岸に興味や関心を持つことにつながれば」と語った。

 同会の会員は約25人で、郷土の自然や歴史を学んでいる。毎月行事を実施しており、10月14日には同館で縄文時代の首飾り「勾玉(まがたま)」の制作体験を予定している。

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