帝国データバンク札幌支店は、2023年の女性登用に対する道内企業の意識調査結果を発表した。自社における管理職(課長相当職以上)に占める女性の割合は、過去最高だった前年(平均9・4%)を1・4ポイント下回る平均8・0%となった。
政府は女性管理職の割合を2020年代の可能な限り早期に「30%程度」となることを目指している。この政府目標を超えている「30%以上」の企業は7・4%。過去最高だった前年(9・7%)を2・3ポイント下回り、依然として1桁台が続いている。一方、管理職が全員男性の企業は50・3%と過半数を占めた。
女性管理職の割合の規模別では、「小規模企業」が10・5%で最多。以下、「中小企業」が8・1%、「大企業7・3%の順。業界別では、「不動産」が23・4%でトップ。これに「サービス」が12・4%、小売りが10・8%で続いた。
また、自社の役員(社長を含む)に占める女性の割合は平均10・1%にとどまり、前年の11・3%から1・2ポイント減少した。逆に役員全員が男性とする企業は0・9ポイント増の59・9%と6割近くを占めた。
自社における女性管理職割合が現在と比較して今後どのように変わるかについては、「変わらない」が47%で最多。「増加する」と見込んでいる企業は27・2%となった。女性役員についても「変わらない」が58・3%と6割近くを占め、「増加する」と考えている企業は12・3%だった。
女性の活躍推進のために自社で行っていること(複数回答)は、「性別に関わらず成果で評価」が58・3%で最多だった。
企業からは「女性が活躍できるようにするために育児対応を柔軟にしていく必要がある」(建設)、「子育て中の女性職員が子供の行事等で休日を取得しやすい環境づくりに配慮している」(広告関連サービス)といった意見が寄せられている。
調査は7月18~31日、道内企業1190社を対象に実施。511社から回答を得た。回答率42・9%。
















