ヒグマ3頭出没、苫小牧市が現場パトロール 桜坂町付近

ヒグマ3頭出没、苫小牧市が現場パトロール 桜坂町付近
桜坂町の住宅地付近の坂道でパトロールする市職員=2日午後7時40分ごろ

 苫小牧市桜坂町の住宅地付近の市道で9月30日から1日にかけ、親子とみられるヒグマ3頭の目撃情報が相次いだことを受け、市は2日夜も、現場周辺のパトロールを行った。ヒグマが行動圏として現場に執着している可能性もあるとみて、1週間程度続ける方針だ。

 相次ぎヒグマが目撃された日新町と桜坂町を結ぶ坂道「市道桜坂中央通線」で、市職員2人が公用車に待機。通行人を見つけると、そのうち1人が誘導灯とクマよけスプレーを手に車から降り、坂を出るまで通行人に同行した。部活帰りの中高生などが通るたび「クマが出たので、気を付けて」などと声掛けしていた。

 広報車による定期巡回や防災行政無線での注意喚起は4日までの予定だが、パトロールはその後も続けるという。

 市生活環境課は「(現場付近は)ヒグマの通り道と思われ、餌場があってこの場所に執着しているとすれば危険なので見極めたい」と語る。

 市ヒグマ防除隊隊長で、北海道猟友会苫小牧支部の荒木義信支部長は「冬眠に向け栄養を蓄えるため、餌を探し回っている時期」と指摘。今回、地域住民らにヒグマが目撃された夜は坂の通行を避けることを勧め、「通る場合も音を鳴らし、1人で歩かないなどの対策を」と呼び掛ける。

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