マダニの生態学ぶ 北大苫小牧研究林でサイエンスカフェ

マダニの生態学ぶ 北大苫小牧研究林でサイエンスカフェ
布でマダニを採取する参加者

 苫小牧市高丘の北大苫小牧研究林は9月30日、道立衛生研究所の研究職員松山紘之さん(29)を講師に迎え、「サイエンスカフェ」を開いた。東京大学新領域創成科学研究科博士課程に在籍し、研究中というマダニの生態について学んだ。

 研究林内の森林資料館で講演した松山さんは、国内には約2000種のダニが生息するが「ほとんどは無害で人に害を与えるのは約20%」としながら「マダニは動物の血を吸わないと生きていけない」と指摘。「野生動物がいる環境にはマダニがいると思ってよい」と述べた。

 この後、市内外から集まった17人の参加者が屋外でマダニの採取に挑戦。白い布を地面にこすりつける作業を繰り返し、布に付着したダニをピンセットでつかんで容器に収めた。採取したマダニは顕微鏡で観察し、種類や雄、雌の違いなど特徴を調べた。

 苫小牧和光中1年生の澤田捷矢君(13)は「昆虫が好きで参加した。こうしたイベントをもっとやってほしい」と話した。

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